石垣島で夫婦2人、2泊3日のオールインクルーシブステイを満喫してきた。今回お世話になったのは、離島ターミナルの目の前に建つ「THIRD石垣島」。チェックインからチェックアウトまで、食事もドリンクもすべて宿泊料金に含まれるオールインクルーシブのホテルだ。
「サードプレイス」というコンセプトの通り、自宅でも職場でもない、居心地のいい第三の居場所。石垣島の空気感とあいまって、ただただのんびりと過ごした最高の2泊だった。
離島ターミナル目の前 ― この立地が最大の魅力

THIRD石垣島の最大の魅力は、なんといってもこの立地。石垣港離島ターミナルの目の前、徒歩30秒という驚きの近さだ。竹富島や西表島、小浜島への離島巡りを計画しているなら、これ以上の拠点はないだろう。
新石垣空港からはバスで約30分。ターミナル前のバス停で降りたらすぐ目の前にホテルが見えるので、迷う心配はゼロ。大きなスーツケースを引いて歩く距離が最小限なのは、旅の始まりとしてとてもありがたい。

エントランスではシーサーがお出迎え。沖縄らしい雰囲気に一気にテンションが上がる。
チェックイン ― スタイリッシュなロビーで始まる休日

ロビーに入ると、ヘリンボーンの壁がスタイリッシュなチェックインカウンターが目に飛び込む。「CHECK-IN」の文字がカジュアルで、かしこまった高級ホテルとは違うリラックスした雰囲気が漂う。チェックインは15時からで、スマートフォンでQRコードを読み取ってオーダーするオールインクルーシブの説明を受ける。
ちなみにTHIRD石垣島は顔認証でお部屋の鍵が開くシステム。最初の登録さえ済ませれば、あとはカードキーいらず。手ぶらでホテル内を行き来できるのが地味に便利だった。

ロビー奥にはバーラウンジが広がる。編み込みのペンダントライトが南国らしい雰囲気を演出していて、ここだけでもう素敵。オールインクルーシブなので、ここで提供されるドリンクもすべて料金に含まれている。
客室 ― 海を望むゆとりの空間

今回宿泊したのはハーバービューの客室。ドアを開けると、まずヘリンボーンの床とシンプルモダンなインテリアが目に入る。壁にはトロピカルモチーフのアートが飾られていて、リゾート気分を盛り上げてくれる。ベッドはゆったりとしたツインタイプで、寝心地も申し分なかった。

窓からは離島ターミナルと石垣港が一望できる。フェリーが行き来する様子をぼんやり眺めているだけで、島時間が流れていく感覚になる。夕方になると空が茜色に染まって、それはもう美しかった。

バスルームも嬉しいポイント。バスタブからも港が見えるように設計されていて、湯船に浸かりながら海を眺められる。シャワーはレインシャワーと打たせ湯の機能も備わっていて、かなり多機能。シャワーだけでも満足度が高い。


冷蔵庫を開けると、オリオンビールや沖縄らしいドリンクがぎっしり。もちろんこれもオールインクルーシブに含まれているので、好きなだけ飲める。部屋に戻ってすぐビールが飲めるのは最高だ。

コーヒーはネスプレッソマシンが用意されていて、カラフルなカプセルが何種類も。朝、テラスでコーヒーを飲みながら海を眺める時間が至福だった。
オールインクルーシブの醍醐味 ― 食べたいときに、飲みたいだけ
THIRD石垣島のオールインクルーシブは、一般的なビュッフェ形式ではなく、スマホでQRコードを読み取ってオーダーするスタイル。好きなタイミングに好きなメニューを注文できるので、時間に縛られず自由に過ごせる。フードは15時から21時(LO)、ドリンクは11時半から22時半(LO)まで提供されている。

チェックインしたらまずはオリオンビールで乾杯。石垣島に来たらこれを飲まないと始まらない。オールインクルーシブだから何杯飲んでもお財布を気にしなくていいのが幸せすぎる。


ディナーはアラカルト形式で、パスタやおつまみ系のメニューが充実している。がっつり食事というよりは、お酒とともに少しずつつまむスタイルが合っている。港を眺めながら、オリオンビールと島料理を楽しむ時間は格別だ。夫婦でシェアしながら色々なメニューを試せるのもオールインクルーシブの良いところ。

デザートもしっかり用意されていて、食後の〆まで大満足。2泊あると1日目と2日目でメニューを変えて楽しめるので、飽きることがなかった。

食後はバーラウンジに移動してワインやカクテルを。夜になるとTHIRDのロゴが浮かび上がって、雰囲気も一段とよくなる。お酒好きの夫婦にとっては天国のような環境だった。
屋上テラス ― 石垣港を見下ろすパノラマビュー

THIRD石垣島の屋上には開放的なテラスが広がっている。石垣港と海を一望できるパノラマビューは圧巻。天気がいい日は離島まで見渡せて、ここからの景色を見るだけでもこのホテルに泊まる価値がある。

デッキチェアやソファが置かれた屋上ラウンジは、日中の陽気な時間帯はもちろん、夕暮れ時のサンセットタイムが特におすすめ。ドリンク片手にただぼんやりと海を眺める、これぞ島旅の醍醐味だ。

さらに嬉しいのがサウナの存在。サウナ好きの私たちにはたまらないポイントだ。サウナで整った後に屋上の外気浴で石垣の風を感じる、この贅沢はTHIRD石垣島ならでは。
朝食 ― スモーブロースタイルの新しい朝

朝食はデンマークの伝統的なオープンサンドイッチ「スモーブロー」をメインとしたセミブッフェスタイル。沖縄県産の食材をふんだんに使っていて、島野菜やフルーツが彩り豊かに並ぶ。一般的なホテルのビュッフェとはひと味違うオリジナリティが嬉しい。

南国ならではのトロピカルフルーツもたっぷり。マンゴーやパイナップルなど、内地ではなかなか味わえない新鮮なフルーツを朝から堪能できる。2泊だったので2回朝食を楽しめたが、メニューの入れ替わりもあって飽きなかった。
館内の過ごし方 ― ボードゲームに漫画、退屈知らずの2泊

THIRD石垣島には、館内で退屈しないための工夫がたくさんある。ライブラリにはヨギボーが置かれた漫画コーナーがあり、読み放題。人生ゲームやカタン、UNOなどのボードゲームも無料でレンタルできる。夫婦で部屋に持ち帰ってお酒を飲みながらボードゲーム、なんて過ごし方も最高だった。

クローゼットには館内着が用意されていて、滞在中はこれに着替えてリラックス。パジャマ兼ルームウェアとして使えるので、荷物を減らせるのも嬉しいポイントだ。
アクセス ― 石垣空港からバスで約30分
新石垣空港からTHIRD石垣島へは、空港からバスターミナル行きの路線バスで約30分。離島ターミナル前のバス停で降車すれば、ホテルは目の前だ。タクシーなら約20分、料金は3,000円程度。
離島ターミナルが目の前なので、竹富島へは高速船で約10分、西表島へは約40分。離島巡りの拠点としてこれ以上ない立地だ。ユーグレナモールなど石垣市街の繁華街にも徒歩圏内なので、夜に外出して島料理を楽しむこともできる。

コストパフォーマンス ― 2名2泊176,052円は高い?安い?
今回の宿泊料金は2名2泊で176,052円、1泊あたり約88,000円だ。一見高く感じるかもしれないが、夕朝食付きのオールインクルーシブであることを考えると、印象が変わる。
2泊分の夕食、朝食、さらに滞在中のドリンク(アルコール含む)がすべて込み。通常なら夕食1回で1人1万円以上、お酒を入れれば夫婦で3万円近くかかることもザラだ。それが2泊分まるごと含まれていると思えば、実質的にはかなりお得。財布を気にせず飲み放題・食べ放題の開放感は、金額以上の価値がある。
まとめ ― 離島巡りの拠点に、お酒好き夫婦におすすめ
THIRD石垣島は、離島ターミナル目の前という圧倒的な立地と、オールインクルーシブの自由さが光るホテルだった。リゾートホテルのようなプールやビーチはないけれど、その分「街に近い」「島巡りに便利」「好きなときに飲み食いできる」という実用的な魅力が詰まっている。
特にお酒好きの夫婦やカップルには自信を持っておすすめしたい。次回は離島巡りの日程をもう少し増やして、THIRDを拠点に八重山諸島を満喫する旅にしたいな。
宿泊情報
| 宿名 | THIRD石垣島 |
| 所在地 | 沖縄県石垣市美崎町3番地 |
| 宿泊日 | 2026年2月24日〜26日(2泊) |
| プラン | オールインクルーシブ(夕朝食付) |
| 客室タイプ | ハーバービュー ツイン |
| 宿泊人数 | 大人2名 |
| 宿泊料金 | 176,052円(2名2泊) |
| チェックイン/アウト | 15:00 / 11:00 |
| 公式サイト | https://www.hotelthird.com/ |

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